アルザスワインのヴィンテージ

1971年

1971年のアルザスワインは、豊かでアロマの存在感ある力強さを持ち、熟成能力の高さをうかがわせるワインです。

天候

1970年から71年にかけ、非常に長く厳しい冬が、ブドウ畑に非常に深刻な被害をもたらした後、新芽の成長に好ましい天候(特に温暖で乾燥した3月)が訪れました。しかしその後、天候は非常に悪い方向へと傾き、開花期には最悪の天候に見舞われたのです。

そのため収穫量が激減し、最も影響を受けたのはゲヴゥルツトラミネールとミュスカです。ミュスカに至っては、ほぼ壊滅状態でした。幸いなことに、間隔を開けて降った雷雨が恵みとなった乾燥した暑い夏が、ブドウを満足のいく成熟度にまで育てていました。時によっては非常に乾燥し、非常に日照に恵まれた9月のおかげで、ブドウ畑の衛生状態が非常に良く、ブドウの糖度が飛躍的に上昇しました。

非常に偉大な年であったヴィンテージ1959と比較できるほどの並外れた品質を誇るヴィンテージ1971ですが、それは主に気象条件等の要因に加え、開花期の花振るいによる収穫量の低下がその理由です。

 

収穫

通年よりも約2週間ほど早く、1971年10月4日に始まった収穫は品質的な観点からは非常にすばらしいものでしたが、残念なことに収穫量の観点からは残念な結果に終わりました(523.000 hl、平均収穫量より、約250.000 hl減)。

ワイン

1971年のアルザスワインは、豊かでアロマの存在感ある力強さを持ち、熟成能力の高さをうかがわせるワインです。この年のゲヴゥルツトラミネールは、最高峰を極めました。1971年は、リースリングとシルヴァネールにとっても同じく素晴らしい年であり、これらのワインに求められるテロワールの特徴と心地よさを備えています。力強い構成でありながら、肉付きが良く調和がとれており、間違いなくワイン愛好家が求める特徴だと言えるでしょう。しかし、その希少性によって価格が上がっています。

アルザスワイン情報センター

1971年

アルザスワインのヴィンテージ

ブドウ収穫はその年によって変化します!毎年、自然の理とでもいうべき異なる気象条件がブドウ栽培者に課せられます。 年によって、これら気候の変化がワインの品質に影響を与えます。特にこれらの要素は、ボトルでの熟成に対してある種の指標を与えます。

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