アルザスワインのヴィンテージ

1991年

天候

この年の春、アルザス地方は、フランスのその他多くのワイン生産地を襲った霜から逃れることが出来ました。わずかに遅れた開花期の埋め合わせとなった素晴らしい夏の後、ブドウ栽培者は、あらゆる人の記憶に残る過去3年間の素晴らしいヴィンテージと同等の年になると考えていました。
しかし、収穫期の大半に観測された悪い気象条件が物事を複雑にしてしまいます。
幸いなことに、収穫期の前の週に訪れた素晴らしい気象条件によって、ブドウが成熟したのです。


収穫

公式な収穫の開始日は、AOCクレマン・ダルザスのブドウ品種が9月25日、AOCアルザスおよびアルザス・グラン・クリュが10月9日でした。
収穫前には平均収穫量を超えると予想されていましたが、9月末と10月頭の悪天候によって、ブドウの衛生状態が悪化しました。その結果、主にリースリングとピノ・ブランの収穫量が見込みより減少したのです。実際の収穫量は、AOCアルザスおよびアルザス・グラン・クリュとAOCクレマン・ダルザスの近年の平均収穫量と同等の1 100 000ヘクトリットルでした。その代り、ヴァンダンジュ・タルディヴおよびセレクション・ド・グラン・ノーブルの収穫量はわずかでした。

ワイン

ムストの酸味は平均的で、糖度との良いバランスから、過去三年間のコクがあり奥行きのある長期熟成型のワインと比較し、軽く爽やかでフルーティーなワインとなることを予想させます。
1991年は、ブドウ品種の特徴を最もよく表現した、爽やかで軽く、若いうちに楽しむアルザスワインへの回帰となるヴィンテージです。

アルザスワイン委員会(C.I.V.A.)
1991年12月

アルザスワインのヴィンテージ

ブドウ収穫はその年によって変化します!毎年、自然の理とでもいうべき異なる気象条件がブドウ栽培者に課せられます。 年によって、これら気候の変化がワインの品質に影響を与えます。特にこれらの要素は、ボトルでの熟成に対してある種の指標を与えます。

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